アップリケや刺繍、古い材料を使って布雑貨・バッグ・アクセサリーを作っています。◆画像・文章の無断転載や作品の模倣は固く禁じます◆(c)2004-2023ぼんぼん堂
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◆売り上げの一部を能登半島地震復興支援に◆
こんにちは、ぼんぼん堂です。1月1日に起こった能登半島地震、被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。ちょうどこの時間にショッピングモールにいて、同時に鳴り響く緊急地震速報と、長くて大きないやーな横揺れを体感しました。これは絶対遠くで大きいやつ来てるぞと思って。それがまさかこんなことになっているとは。場所も時期も本当に厄介な状態ですよね…。少しでも何かできることがあればと思い、1月中の通販の売上の一部を義援金として寄付させていただこうと思いまして。ぼんぼん堂のオンラインショップ(STORES店のみ)1月31日までこちらでお買い物していただくと、・ぼんぼん堂が自ら作った作品は販売価格の2割・ぼんぼん堂の印刷系販売物(ポストカード・シール)は販売価格の5割を日本赤十字を通して寄付させていただきます。全ての商品が対象です。
※注意事項※送料は寄付金対象になりません。minne・Creemaからのご購入は持っていかれる手数料が大きいので今回は除外します。なので、今月ご注文いただく場合はSTORES店ご利用いただければ幸いです。(以前のオンラインショップと違って色々決済方法充実してます!)くっくちゃんのこともあり、委託戻りの作品の掲載が送れていましたがそちらも追加しております。また、上にも書きましたポストカードやシールはオンラインショップに今まで載せていませんでしたが、この度掲載いたしました。気になってたものがあったり印刷系欲しかったという方がいらっしゃいましたら、この機会オンラインショップご利用いただければ幸いです。義援金の寄付が終わりましたら、ブログやSNSにて報告も致します。どうぞよろしくお願いします。
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by bonbon-do
| 2024-01-10 12:30
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◆くっくちゃん、ありがとう、またね。◆
こんにちは、ぼんぼん堂です。2023年12月28日23時30分、私の大好きな可愛い可愛いくっくちゃんがついに逝ってしまいました。くっくちゃんの最期の事を書き留めておこうかと思います。12月23日土曜日、いつもの病院に診察に行きました。その前は12月19日火曜日に通院したかな。その何日かの間に食べる量が減り、そして腎臓関係の数値が更に悪化。また半日入院の静脈点滴をやるかどうか考えてと言われる。数十分の待ち時間の間考えたけど答えを出せなかった。先生はこれをやる時、私にやるか聞かなかったんだ、今まで。やろうって言ってくれたんだ。でも、私に決めてっていうってことはそういう事だと思ったのだ。そして私がやらないとそこで宣言することは、くっくちゃんはもう死ぬという事だというのもわかっていた。決められない私を見かねて、先生はまた明日も数値を見て決めようかと言ってくれた。そして一晩考えた。24日にまた数値を見る前に覚悟が決まった。静脈点滴は効果覿面で、やるとぐっと数値が下がる(とはいえ腎臓病ですねという範囲内)のは過去に2度やってるからわかってる。数値が下がるから食欲も出たりする。半日入院は9時過ぎに預けて、18時過ぎに迎えに行く。その間長く動物病院のケージで点滴をされて過ごさなきゃいけない。家に帰ってきて自由になっても、また次の日に静脈点滴があるから留置針を刺しっぱなしで過ごす。それが気になっちゃうくっくちゃんは舐めないようにさらにエリザベスカラーを巻かなくてはいけない。そんなことを何日も繰り返して腎臓の数値を下げるのだ。それをやっても腎臓病の域から脱することはできないし、何度かやると下げ止まりが来る。そしてあまりにも状態が悪いくっくちゃんは、静脈点滴に通わなくなったら即座にまた数値爆上がりしてしまうのだ。こうやってまた同じループに戻る。一瞬の数値下降の為に、どう考えても幸せじゃない状態で過ごすことがいいんだろうか。それにいったいどんな意味があるんだろうか。やっぱりもういいよね、くっくちゃん。そう思ったのは私の勝手なのかもしれない。くっくちゃんはそうしてでも1日でも長く生きていたかったとしたら本当にごめん。でも決めてしまったよ、やらないって。静脈点滴をやらないと伝え、診察も終えた。次は年内最終診察日の29日に来てねと言われて帰った。その日はクリスマスイブだったから本当は色々料理を作る予定だったけど、直前に娘がインフルエンザになってしまってなーんにも作らなかった。くっくちゃんが少しでも何か食べてくれたらいいなって大きなペットショップまで行って、見たことない味のちゅーるとか柔らかくて嗜好性の高そうなものをいくつも買ってきた。与えてもペロッと舐めて終わった。明日になったら食べるかもと思ってそれ以上は無理強いしなかった。そして楽しみにしていたM-1を見て過ごした。一瞬だけこのことを忘れられた。次の日(25日・月)にまた色々あげようと試みたけど、何一つ舐めもしなくなった。そして今までやたら飲んでいた水も飲まなくなった。少し前に水の前に行って顔を近づけるのに、飲みたそうなのに飲まない、そんな仕草を見たことがあった。それでも違うタイミングでは少し飲んだりはしていたのだ。けど、何一つ食べないし全く飲まない、そんな日が来てしまった。カウントダウンが始まった。飲まない食べないし、なんとなく動きが鈍くなってきてるなというのが月曜日。火曜日は少しふらつくようになってきた、時間が経てば経つほど動いた時のふらつきが増す。そしてふらついているどころじゃない動きになる。気力だけで動いてる。なんだか小さく震えていることも。水曜日の朝、小さな痙攣をしていてああこれはもう駄目だ、このまま死んでしまうと思った。くっくちゃんは抱っこが嫌いだし、痙攣があったらどうしたらいいか先生に聞いた時に動かさないほうがいいと言われていたので、傍で見守った。しかしこの時は逝かなかった。そこからふらつきながら震えながら、度々小さな痙攣を起こしながらまだ少し自分で移動したりしていた。少し落ち着いてるなと思ったタイミングで大分進めていた大掃除の残りをと思いその場から離れていた。途中で娘に呼ばれてくっくちゃんを見に行ったけど、この時もまたどうにか落ち着いた。そしてこの日の22時頃からこたつに潜り明らかに動きが悪くなり、小刻みな痙攣が止まらなくなって、ああこのままさよならだって見守り体制に入った。足先も少し冷たくなってきてるし最期は温めないほうがいいと何かで見たのでこたつを切り、変に明るくないほうがいいかなって光もあまり入れないように、私とくっくちゃんで潜った。そこになつめしゃんも入ってきて、私となつめしゃんでくっくちゃんを見守ることにした。動かさないほうがいいと言われたから動かしはしなかったけど、触ることは我慢ならず、くっくちゃんをなるべく軽く撫で続けてしまった。もしかしたら超絶鬱陶しかったかもしれない、くっくちゃんごめんよ。水曜の22時頃にもう駄目と思って、これは夜中に逝くかなと思った。しかし逝かなかった。夜中1時頃におしっこをしてしまってくっくちゃんや周りを拭いたり。ここがいいのかなと思って、柔らかいマットをたたんで横たわらせ、また私と2匹でこたつにこもった。このまま朝迎えられるかなと思ったけど、朝にはまだ生きていた。くっくちゃんなかなかやるねと思いながら、聴診器を引っ張り出してきた。心音を聴いたらこれがまた元気な心音でね、全然弱っていない。こりゃー心臓は元気だ。なかなか逝かないかもしれないと覚悟。私もトイレに行く以外ずっとここにいた。こたつで横たわりなりながらカップラーメンをすすった。午前中も、昼過ぎも、夕方も、逝っちゃうかなと思ったけどくっくちゃんはまだここに留まった。何度も痙攣を繰り返し、下顎呼吸をしながら、多分意識飛んでるなっていう状態になるのに戻ってくるんだよ。戻ってくると頑張って声を出そうとする。エアニャーをして、それに応えてこちらがニャーというとかすれたニャーが返ってくる、またこちらが答える、そうすると、もう少し強いニャーが来る、そして応え、できる力いっぱいのニャーをくれる。そんなニャーの応酬をこたつの中で度々やった。目が合うとこちらは思ってるけど、虚ろでもあったからくっくちゃんからはどう見えてたのかはわからない。でもよく、人間死ぬ時に聴覚が最後まで残ると聞くから、猫もそうなんじゃないかと思って。私のニャーが聞こえていたんじゃないかと思い込んで。しかし、こんな時にまで私にこんな幸せなやり取りをくれて、くっくちゃんはどれだけいい子なんだろうね。天使すぎた。だから神様はくっくちゃん欲しくなったかな。だってとても可愛いおりこうさんだったもんね。そして22時ぐらいか23時前かもうよくわからないけど、もう本当に駄目だと思うほど痙攣が強くなってきた。本当にひどい痙攣だともっとすごいんだろうから、静かなタイプの痙攣が強めとい感じなんだろうか。心音も弱まってきて、瞳孔が開きはじめ。瞳孔で確信したかな。もうニャーのやりとりもできない。そして逝く直前は痙攣が少しずつ少しずつ小さくなってきて。そのまま、そのまんま、くっくちゃんの動きが止まって、くっくちゃんの魂が、体の中からいなくなってしまった、目をまんまるに見開いたまま。固まってしまう前に、瞳を閉じさせた。くっくちゃんがはこうやって最期を迎えました。24時間以上ずっと痙攣してたのは本当に可哀想だった。でも下顎呼吸してる時は脳内麻薬で気持ちよくなってるという記事も見かけたから、逝くまで長かったけど、苦しくない時間も沢山あったと思いたい。真実はわからないけどさ。2歳前に下痢と嘔吐を繰り返し、最初はIBDだと思い良くなったり悪くなったりを繰り返しながらの生活だった。その後、好酸球性硬化性線維増殖症という全然違う病気だというのがわかるまで1年以上かかってしまった。二次診療の大きな病院にかかり、なつめしゃんから血をもらって開腹手術をし、病名判明すれども手術で治るものじゃなく。これからも抑え込むために投薬していかなきゃいけないということで、ずっとステロイド生活を送っていた。その手術のタイミングで薬剤耐性菌が出てしまったり、腎臓病も判明したりしたけど、コントロールしながらやっていけると思って、好酸球性硬化性線維増殖症が再発することなく暮らせていました。健診で二次診療先にたまに行ってたけど、腎臓病が悪化していったタイミングで、そっちでできることと近所のかかりつけ医でできることが変わらないということで(二次診療先は消化器科で腎臓の専門ではなかったので)こちらの先生にずっと見ていただきました。思い切って好酸球性硬化性線維増殖症のステロイドをやめないと腎臓に負担かかるということで、不安ながらも途中からはステロイドをやめて腎臓病に専念して。もう何年も家で皮下補液をやりながら、通院も多い時は週6、最後の方は週2,3だったかな。めんどくさいなぁって思うことも沢山あったし、自分の行動が制限されるから行きたいことやりたいことができなかったり、色々思うこともありました。だけど、くっくちゃんがいなくなってしまった今はもう何もかもありません。点滴することもない、動物病院に行くこともない、毎日6回もあった投薬もない、くっくちゃんが食べられるものを探すこともない、粗相を片付けることもない、ベランダに出たがるようになったくっくちゃんを見守ることもない、隠れているくっくちゃんを探すこともない。何にもなくなってしまった。負担に思う時もあったけど、それがあってもいいからまだ一緒にいたかった。なんて自分勝手な人間なのでしょう。2023年の年明け早々かなり体調悪化していたくっくちゃんが持ち直して、2023年末まで一緒にいられたことがどれだけ幸せなことだったでしょうか。体の一部分が駄目になってしまったのに、くっくちゃんはとてもとても頑張ってくれたんだと思います。この約1年はくっくちゃんがくれたボーナスタイムだったのかな。もっとしてあげられたことがあったな、もっともっと優しくしてあげたらよかったな、くっくちゃんが望むことを少しでも叶えてあげたかったな。亡くなった翌日、最初は公営の斎場の小動物火葬をしようと思ったけど、年末年始でしばらく先まで焼けそうになかった。知り合いに聞いたりネットで探したりして動物火葬を探しました。問い合わせてみたところが、事務所と焼き場が違って、大分遠いところまで行くことになっちゃったんだけどすごく良いところでした。とてもあたたかく丁寧に対応してくださって、お別れにも長い時間を下さり、お話も色々してくれて、本当に良かった。上に書いたような泣き言をこぼしたら、「飼い主さんの決めたことが正解なんですよ、違う決断でも、この決断でも、飼い主さんが決めたことがこの子にとって正解なんですよ」ってすごく優しく声をかけてくださって。そんなことは人間の勝手なのかもしれないけど、とても救われる思いだったのです。ここで火葬できて本当に良かったと心から思う対応をいただきました。くっくちゃんに関わってくださったかかりつけの先生もスタッフさんも、二次診療先の先生やスタッフさん、最後に焼いてくださった方、本当に皆さん良くしてくださって感謝しかないです。くっくちゃんのおかげかな。くっくちゃんが出会わせてくれたんだもんね。そして、SNSで繋がってる作家仲間の方やお客様にも沢山優しい言葉をいただいたこと忘れません。なんだか段々取り留めなくなってきてしまいました。こんな長文を最後まで読んでくださった方がいたら、本当にありがとうございます。くっくちゃんを送る時、予約してから1日時間があったので旅立ちの持ち物を作りました。くっくちゃん用のお守り巾着と首飾り。いつか必ず会いに行くから、それまで待っていてね。神様のお庭でひなたぼっこしてのんびり暮らしているんだよ。そう願いながら。庭に咲いてるお花と買ってきた春のアレンジ優しいお花たち、お手紙と持ち物とくっくちゃんが好きだったおやつ色々。ちゃんと全部持って行けたかな。人間と動物が違うところに行くとしても、意地でもくっくちゃんを探しに行くから。また会える日まで。ありがとう、くっくちゃん、またね。くっくちゃんとなつめしゃんと私で潜っていたこたつの中。自分で作って何度も一人見てるインスタのリール動画。この曲が一番ぴったりなのよ。
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by bonbon-do
| 2024-01-09 15:35
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こんにちは、ぼんぼん堂です。今回は興味深いデザフェス58の第3弾、番外編のきんちゃく編です。(前回の記事はこちら⇒興味深いデザフェス58②)きんちゃくとはこれ、「太陽と月のだいじなものきんちゃく」という作品のことです。この作品ができたわけは、仕入れ先で見つけて衝動的に買ったインド刺繍のリボンを何に使おうかなと考えた時、すぐにこれが主役になれるような小ぶりな巾着を作りたい!って思たことでした。このリボンを使うにあたり、どんなデザインにしようかと思って、前からやりたかったタロットカードっぽいデザインがいいなぁと思ってね。そして、ちょいちょい個人的に深堀している西洋占星術の主役になる天体、太陽と月をやりたいと。月とか太陽とかって元々好きなんですよね、モチーフとして。占い師なわけでもないし特別詳しいわけでもないんだけど、子供の頃からそういうのが好きで、もっともっとふわっとしたものだったのがここ数年急に深堀したくなり色々知るようになったのです。占うというより自己分析、自分を知るツールっていうのかな。自分の持ってるものをどう活かそうかという感じで。(だが、ちっとも活かせていないんだがな!)まあそんなわけで、あんまりバリバリにそういうのやるとどうかしてると思われそうだしなーと思いながらも、ちょっと作りたくなってそういうテイスト入れつつ作った作品なんです。ベースの生地、インド刺繍リボン、太陽と月のアップリケ、それに合わせて探した紐や内布、自分的にもなかなかこだわって作りました。デザフェス当日に並べたら、ぼんぼん堂を知ってて来てくれる人もそうでない人も結構手に取ってくださる。なんなら全然うちを知らない人のご購入でこれが一番だったかもしれません。思い入れのあるものだから、うちを知らない若い女性とかが一目ぼれっぽく気に入って買ってくれたのとかすごく嬉しかったな。その中のお客様でも、ものすごく気に入ってくれてプレゼント用にという話をしてる方がいらっしゃったの。姉妹の方が探してる入れ物にぴったりじゃないかって。サイコロを入れるとかなんとかって。え?ヤクザの丁か半か?のやつ?なわけないよね、こんな可愛らしいお嬢さんの姉妹の方がって(笑)もしかして…アストロダイスですか…?と聞いたら、それですそれそれ!ってなってさ。アストロダイスっていうのは占星術グッズみたいなので3つのサイコロを使って占うやつがあるんです。(私は持っていないけど)実はこの巾着を作った時に、それを入れたらめちゃくちゃぴったりだよなって思ってたのです。でも、それ持ってる人の方が世の中でどんだけいるんだろうかという感じだし、わざわざ書くことでもないと思ってどこにも書かなかった。それなのにそれを求めてる人のところへ行けちゃうってねー。なんかびっくりだけどすごく嬉しいよね。不思議なもんだ。姉妹の方のところ行って3つのサイコロ入れてもらったかな。私も買ってみるかな、アストロなサイコロ。そんな太陽と月のだいじなきんちゃくはまだいくつかオンラインショップで販売中ですので、気になった方はぜひご覧ください。わたしはリップクリーム入れたり、作家さんの可愛い不思議なドールちゃんを持ち運ぶのに入れたりして使ってます。こちらのドール作家さんがデザフェスの時にブースに来てくださって、ちょっと面白い話も出てるので、またこの巾着やこんな感じの巾着で面白いものを作れるかもしれません!ぼんぼん堂のおみせSTORES店がオープンいたしました!今までより決済の種類豊富になってますので、是非ご利用くださいませ♪
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